2000-01-01から1日間の記事一覧

一月

ことし年賀状を差し出すとき、松本市大手三ノ五ノ十三とし、仰々しく別邸の名を飾るに驕ったような感じで、松本市横田四ノ十八ノ三を挿入したかたちであった。電話はあるぞとばかり、両方を並べて入れてある。 決して偉そうなつもりは毛頭なく、自分ながら少…

一月

かがなべてひとつの道があったとさ弔いの掌にまといつく同い年難しい話でほんの芸のうち大勢の道を私というものがそこここの鳴らざる鐘を拾い合い貰ってる言葉ひとつの底つこぬけかくしごと自分らしさを縛りつけぼろぼろになりたいだけで眠くなるコンマ以下…

六八二号(平成十二年1月号)

題字 斎藤昌三 カット 丸山太郎 表紙 正岡容 雑詠「大空」 石曽根民郎選 山彦集 同人吟 大空雑感 吉野圭介 飯島花月の狂歌(五)【明治期を中心にして】 浅岡修一 川柳評明和八年万句合輪講(百五) 誹風柳多留十三篇略解(二十六) 課題「明日」 一ノ瀬春雄…