1982-01-01から1ヶ月間の記事一覧

一月

▽雪が降っても、翌日まで積もったままのことは少なく、その日のうちに消えてしまう。まず一mcぐらいが精々で、膝まで降るということは殆どない。そのまま解けないで、明くる日、また降り出すナンテことはまずない。 ▽その代り、松本地方は可成寒く初霜だとか…

一月

裸木の膚にわたしを縋らせる 取り乱すはしたなき際写しすぎ さだめ持つことわりいつかふれていて 一病息災の友の便りの波がしら 長らえば妻の寝息を聞きとって しかすがに老いに語らい夜を早め またよしとするはからいを享け合うよ 身の塵をはらう静かなゆく…

四六六号(昭和五十七年1月号)

題字・斎藤昌三 表紙・石曽根正勝 カット・丸山太郎江戸前句附点者 大野温于 (1) 竹丈の改名と古版竹丈評万句合の発見 ―元文二年六月三日より竹丈を筑丈に 笑みをたたえて話すお話 田畑伯史 (5) 「住めばわが町」の読後感 川柳越後志(三十五) 西原亮…