1993-05-01から1ヶ月間の記事一覧

五月

後輩だって年は若くても、勉強すればするほど、素晴らしい事でも出来るから棄てたものではない、そこがおそろしい―それて後生恐るべしと言うが、これをもじって校正恐るべしがある。 後の祭りで、なんでこんなところを間違えたのだろうと悔む。たかが、支社…

五月

寡占の徒いずれ時代を捉えるかもろく潰えることわりのすがたとし駆け引きにからみ妥協の薄笑い残侠の手枕やっと月も化粧順応に語らば語れ性と老い老若のいのちひとつにある錯誤読み切りのお粗末生きて膝たたく戻り橋どこですませた怒りともやわやわと今はの…

六〇二号(平成五年5月号)

題字 斎藤昌三 表紙画・カット 丸山太郎 川柳と俳句の類似点 〜〜小林一茶の俳句より〜〜 鈴木優子 川柳の歴史と『柳多留』 北村桂子 感じたこと 大谷直人 川柳評明和八年万句合輪講(二十五) 信濃の狂歌(一〇〇)【六、更級・埴科地方(6)】 浅岡修一 雑…