1970-01-01から1ヶ月間の記事一覧

一月

▽あわただしい一日がつづくのである。目まぐるしく、これでもかと押しまくるようである。いまいましいことでムツとしたくなったり、ヘマをまたくりかえすことでいやに悔んだりして、おちつかないときもある。でもいつのまにかうち忘れて、あきらめたほどの納…

一月

雪ありき敢えて近づく手を見られ 考えが甘くぬる湯につかまって 白髪まじりの子守唄いつとなく 思惑を見抜かれた目で明るいね 道のりは考えもせず行く姿 ためらっていられず誰か見ている 居直ってやる気更になし手を洗う みな生きているのだというまぎれなく…

三二二号(昭和四十五年1月号)

題字・斎藤昌三 ある対談に寄せて 東野大八 まえとうしろ 美濃部貞 雑詠 大空 石曽根民郎 選 山彦集 同人吟 柳多留初篇輪講(七九) 句会報