1999-04-01から1ヶ月間の記事一覧

四月

しなの川柳社の所在は横田四の一八の三となっているが、本宅から離れて四年目に及ぶ。月日の早さに引っ掛かるが、齢のうえにもそれだけ殖えたことだから、つい年寄り気味を構えたがる。 予め郵便局に大手三ノ五ノ一三宛の便りは横田の方へ回送して貰うように…

四月

堪らなく心の襞を擽って ぼろぼろの神が出て見え仕舞いゆく それとなく馬に馴れ道草食べて 誰だろう心の旅を撫ぜてくれ 晩年の鐘のひたすら驕らない おどろおどろ濡れた言葉で耐え難く 夢見てたその一枚を大事がる 儲からぬ話で一緒に目が覚める 大きい話と…

六七三号(平成十一年4月号)

題字 斎藤昌三 カット 丸山太郎 表紙 長崎柳秀 色紙 雑詠「大空」 石曽根民郎選 山彦集 同人吟 大空雑感 吉野圭介 狂言の川柳・狂句 武藤禎夫 川柳評明和八年万句合輪講(九十六) 誹風柳多留十三篇略解(十七) 課題「平」 竹内正直選 「門」 赤木淑子選 二…