1988-04-01から1ヶ月間の記事一覧

四月

▼桜前線北上が十日ほど遅れて、当地をゆるやかに過ぎて行った。みんなで賞でるもよし、ひとりで覚めるもよし、思い思いだ。ふと満開の桜の木の木版画があった筈だと気がつき、さがしていたら昭和二十三年四月号の本誌に関野準一郎さんの木版画「弘前城の桜」…

四月

もうすんだ話に緩むわが枕 おん身大切ぬくとくも小手かざし 脱け出して生ま身にいつか気づくとき 持ちかえしなおもこの世にかかずらう 遠くない道ゆるやかに満ちくるか 熱戦のドームを叩く雨の恣意 髭を立て髪の手入れの意志は問う ステッキと杖との違い修羅…

五四一号(昭和六十三年4月号)

題字 斎藤昌三 表紙 笑顔で 石曽根隆実 カット 丸山太郎医者・患者など 多田光 (1) 地蔵娘 花咲一也【花咲一男】 (8) 柳多留二十九篇輪講(十四) (10) 信濃の狂歌(四十六) 浅岡修一 (14) 【イ、東上田地区】 【13 千歳亭鶴友年(その3)…