1974-04-01から1ヶ月間の記事一覧

四月

△奥は印刷所の事務所にして、空地を隔てた工場と連携してゆけば都合がいいが、表から廊下を通ってわざわざ顧客に事務所まで入っていただくことはちょっと迷惑がかかる。どうしたものだろうと家族たちと話し合った。 △そうかといって表に面したところに印刷所…

四月

青年の未知数こぼれコーヒー濃し はしなくも飾る身がまえのぞかれる 賭けたしとする片っぽの気を叱り 天に声ありと自分を力づけ 耳を澄まさん闘いの静けさは もの狂ほしき世の涯にまで着かず こそこそとのがれ得た目に出会ってた 傷つける言葉さらさらご存知…

三七三号(昭和四十九年4月号)

題字・斉藤昌三 江戸狂歌と真顔 浅岡修一 【―その一考察―】 雑詠 大空 石曽根民郎選 柳多留二篇輪講(三四)