1991-08-01から1ヶ月間の記事一覧

八月

どの新聞も八十歳を強調する意味合いがあった。それはたしかなことだったから、何の苦にもならず、八十をひっさげで挑む小天下の句が出来ていた。 当日は信越放送、テレビ信州の取材が待っており、また翌日も長野放送が取りかこみ、あとで放送を観たが、やっ…

八月

唸らせてばかり世の末足り得るやぷんぷんと金を匂わせ定めなき祈らばやこの世ながらの明るさも過去のいくつか呼び覚ますひびき持つ夜更け句が生まれ小さき欠伸惜敗にひたふるながらも葡萄熟れ入歯はずし横顔眠れ老い豊か K印刷所、八十八周年を祝う その仕…

五八一号(平成三年8月号)

題字 斎藤昌三 表紙 対比 石曽根隆実 酒器三題 (二)徳利 内山一也 柳多留二十九篇輪講(五十二) 信濃の狂歌(八一)【四、飯田・伊那・諏訪地方(12)】 浅岡修一 川柳評明和八年万句合輪講(四) 雑詠 大空 石曽根民郎選 山彦集 同人吟 課題「沼」 藤本…