1963-06-01から1ヶ月間の記事一覧

六月

▽親睦という意味もあつて第十四回新潟県下川柳大会にぶらりと出掛けた。六月九日が大会当日だがその前日の夕方、新津に着いた。 ▽昭和二十五年にその第一回と目される大会に長岡市へ行つたことがあつた。山田凡楽さんや深田白扇さんの肝入りだつたと思う。お…

六月

しめやかに葬る人かず山へ向い ここに住む想いしずめて山近し 言葉足りず山肌の蒼深まさり 山の見える町駅辨の声をさがし トンネルいくつ果てある旅も嬉しかり 電柱は山に消え生き当てるべく 高山植物そのまま雨は頬を濡らし 山を愛す人生もまたそこにあるか…

二四五号

題字・斎藤昌三 表紙・丸山太郎 柳多留初篇輪講(八) 日本橋の鬼(川柳江戸名物志5) 花咲一男 続・常識に還れ 江端良三 古川柳関係記事掲載目録1 雑詠 大空 石曽根民郎 山彦集 同人吟 古川柳信濃めぐり(六) 石曽根民郎 【−一日一話風に−七月の巻】 句…