1991-01-01から1ヶ月間の記事一覧

一月

年賀状が来た分だけ返事のつもりで差し出す人がいるが、中には寒中見舞に替えて、少し正月気分が過ぎた頃、挨拶を寄こす、これもいい考えである。 受付日には到底覚束なくて、年末のぎりぎりに投函した。それで元旦に届いてくれたらと願ったが恐らく市内だけ…

一月

いい加減にせいと暗示はいましめる他人顔して通ってのかるい鞭浮き沈み人の愛想にくるまって優しさはいいなこの世にいて享ける識ることの深さここにも泉湧く見飽きたと言わせるまでの業となるぬるま湯のわくら葉なれやねんごろにうつし世に在るから抱けるい…

五七四号(平成三年1月号)

題字 斎藤昌三 表紙 仲よく 石曽根隆実 お膳の話 内山一也 柳多留二十九篇輪講(四十六) 信濃の狂歌(七十七)【四、飯田・伊那・諏訪地方(9)】 浅岡修一 本誌主要記事摘録(十三) 雑詠 大空 石曽根民郎選 山彦集 同人吟 句評 三寒四温 丸山山彦 課題「…