1971-04-01から1ヶ月間の記事一覧

四月

▽電話の応待は私にしてある。事務所というわけだが、電電公社から呉れる電話のエチケット集に添わない無骨さがあることは争えないが、それがまたいい面として受け入れてくれる人もある。どんなところかというと、ツベコベお愛嬌を振りまかないで、ざっくばら…

四月

抵抗の影なき影を目の裏に 身の程を知るかなしみがうなずかれ 遠く死のうえの意味なき枕言葉 にじみ出る涙わがことならずとも 反論のなか覗かせぬ息使い まっとうな道ここに慎みの一列 笑いにまぎらかし齢誰にか告げん 勝たんともせずゆるやかな坂その坂 た…

三三七号(昭和四十六年4月号)

題字・斎藤昌三 五七五亡者を笑う 石原青竜刀 顎庵柳話(八) 田畑伯史 ばれく考 石崎柳石 続・具里院巷談(三)【征服慾(一)】 岩本具里院 雑詠 大空 石曽根民郎選 山彦集 同人吟 オフセットの本 石曽根民郎 川柳私論(四) 八坂俊生 柳多留二篇輪講(四)…