1967-03-01から1ヶ月間の記事一覧

三月

▽書斎といつた独立の部屋があるではなく、少しだだつ広いがここで結構、句を考えたり、何か書いたりしている。南向きに当る陽の光が射しこんで明るいのも頼もしいのである。 ▽まんなかあたりに電気コタツが置かれている。コードが長いから移動は出来る。炬燵…

三月

【17頁掲載】 告白の痛み黒髪くしけずりうまい物が並べられ小さくなつてゆく眺めにもならぬ風景で陥ちてくひとりねぎらいの言葉寝に戻る不思議中小企業の名を与えられ雨しきり競争に従いてゆく影倒れるものか物体に従いてゆく影倒れるものか物体に押され見廻…

二八八号(昭和四十二年3月号)

題字・斎藤昌三 表紙・丸山太郎 具里院巷談【建国記念日制定に思う】 岩本具里院 歌人派川柳人の抒情なるもの【柳誌二月号評】 東野大八 課題「車」 高島盛人 雑詠 大空 石曽根民郎選 山彦集 同人吟 柳多留初篇輪講(五一) 句会報【二月十八日本社・やまな…