1972-01-01から1ヶ月間の記事一覧

一月

▽新しい時代に対応する心がまえというものが、自分でも認識し、また他からの刺戟によってきめつけられるようになって来ている。とても古くさい想念では追いつけないと思うこともあるし、そんなに先走らなくとも、少しはおちついた方がよくはないか、そう考え…

一月

くち重たげにのがれようとはしない わびしさはひとりだけそれ寝にゆくぞ みんないい人盃を持ちながら 貰い泣きの演技ではなしに暮れかかり もとをただせば親切な顔を撫ぜ 【鉛筆にてチェックの印つき】 道草はときに涙を拭き覚え 理屈なしに大方酔いをころが…

三四六号

題字・斎藤昌三 「現代川柳の精華」に驚く【「番傘」近況】 石原青竜刀 岡田甫「川柳東海道 上」 鈴木勝忠 続・具里院巷談(九)【性慾(2)】 岩本具里院 雑詠 大空 石曽根民郎選 川柳評万句合に現われたる 三井呉服店の研究補遺(四) 鈴木重雅 柳多留二…