1969-02-01から1ヶ月間の記事一覧

二月

▽雨露を凌ぐという言葉がある。わが愛犬のねぐらはそんな風情がただよい、ひつそりと物静かだ。ただ黙つて忍耐強く、わがからだを包むようにして眠つている。眠つていても、物音がするとカツと目を開き、すかすが如くその方に頭をもたげる。年を取つたとはい…

二月

掲出句なし

三一一号(昭和四十四年2月号)

題字・斎藤昌三 柳誌一月号評 東野大八 木挽きのぬか 岩井汗青 課題吟「差別」 一ノ瀬春雄選 大村沙華「川柳浄瑠璃志」について 石原青竜刀 具里院巷談(一) 岩本具里院 雑詠 大空 石曽根民郎選 柳多留初篇輪講(七一) 句会報