1977-04-01から1ヶ月間の記事一覧

四月

△みんなで出掛けようと、案外早く言い合わせの出来たことは何よりだった。長野市安茂里はずっと前から知られていたが、更埴市の森・倉科・生萱地区五キロ四方に亘って、薄いピンクのあんずの花が咲き揃う風景は、このところいろんな報道で知られるようになり…

四月

望むべくその手その目をとぎすまし 侮らず求めてやまぬ道のりよ 色付けて俗世にまぎれまた放ち ひとは生享けて巧みを願われる そのときの目覚め発止とたがわざる 魂を入れる技おのずと興り 闇にひらめかんか古きものをぬくめ 心との遍路の静かなるひとすじ …

四〇九号(昭和五十二年4月号)

題字 斎藤昌三 表紙 いしぞねまさかつ カット 丸山太郎今昔時事川柳ノート(上) 東野大八 (1) わが道を行く句集「道草」 和田遠矢太 (6) 情詩山水経 堀口塊人 (8) 雑詠 大空 石曽根民郎選 (10) 私のアルプス初登山 丸山太郎 (16) 柳多留三…