1979-10-01から1ヶ月間の記事一覧

十月

△行くときめていたが、こんなに快晴になるとは運がいいのだろうと、朝起きたとき思った。木曽谷探勝ということなのだが、大型バス二台を駆って、行くとこまで行こうというわけである。 △みんな殊勝らしくあたりの風景を眺めているのだけれど、家を離れた満足…

十月

世を洗うかに列島の票の粒々 相合傘暮らしの票を購いに出て 頑なな信じる党を毀しにゆく 臥る票の珠玉きらめきいらだたせ 世論調査崩す示唆して静かな票 死に神の配る切符と空涙 福の神カラクジなしでひと休み 寿命神女に肩を持った破目 貧乏神誰がきめつけ…

四三九号(昭和五十四年10月号)

題字・斎藤昌三 表紙・いしぞねまさかつ カット・丸山太郎 続「夜明け前」より 多田光 河合曽良の墓 佐野卜占 宿直つれづれ 浜本千寿 味噌煎餅 丸山太郎 切支丹と長崎 池田可宵 川柳越後志(八) (七)越後と謡曲 西原亮 雑詠 大空 石曽根民郎 選 柳多留三…