1990-06-01から1ヶ月間の記事一覧

六月

梅雨期に何も合同句会を開催することはあるまいと思っていたが冬から覚めた四、五月は入学だの連休日だとせかせかする月だから六月あたりが差し当たりよさそうだ、みんな言い合って決まった。 昨年の第一回も六月、運良く雨に会わなかった。ことしの天気予報…

六月

しがみつく段々畑叫んでいるゴルフ権 保護派の風は知ってても強奪の噂騒ぎの鈍い落ち家出して大人社会をわし掴む【旧字】む熟れる語に君もうっかり逃げられた見えぬ手にかしずかれたり あやにくや強気にて炭焼く小屋のなた煙草数ならぬ身に安けくも光る苔株…

五六七号(平成二年6月号)

題字 斎藤昌三 表紙 なんとなく 石曽根隆実 雑俳が面白い(下)【岡谷市川岸新倉・毘沙門堂の献額など】 浜 森十 柳多留二十九篇輪講(三十九) 信濃の狂歌【(四)飯田・伊那・諏訪地方の狂歌(2)】 浅岡修一 雑詠 大空 石曽根民郎選 山彦集 同人吟 本誌…