1958-07-01から1ヶ月間の記事一覧

七月

▽新聞ゴロではない。ゆすりとかたかりをするほど度胸はない。しかし金は集めてくる。何千円といふのではなく、五十円、百円がせい〱である。また来たかと追つ払ふ手でせしめて来た金であることは知れてゐる。 ▽この新聞屋は自分で書き、自分で編集し、校正し…

七月

心洗はれ島々の名を生かしむる 島々の灯のいくつかに生命をたとへ 運命ふりきれず島々あらはれる 去る人の背に島々は呼びかはし 遠き島々のゆくへにおのれを乗せ 島々の平和のいろにうながされ 戦雲は夢か島々人を迎へ うまれくる望み島々みな迫り 月を置か…

一九三号

表紙 伊那菅ノ台キヤンプ地 丸山太郎 口絵 貝三個 武藤完一 写真 重宝の松 石曽根民郎はまぐり 比企蝉人 続・石曽根民郎の肖像1 江端良三 はるけき夢 正岡容 雑詠 大空 石曽根民郎選 大藤二等兵の死と月食【同人雑筆】 二木千兵 山彦集 同人吟 合評「道」 …