1997-06-01から1ヶ月間の記事一覧

六月

父は世話好きで、困っている人を見ると手を取ってやる方だったが、恩誼を感じて丁寧に接して下さったことを思い出す。 そんな経緯を知っているものだから、私にまで気をかけて下さるので恐縮する。父が逝くなってからもお付き合いが続いている。 幾人かあっ…

六月

忘れっぽく静かな月が黙ってる気の利いた話でそっと座ろうか人を識るひとを得る間のまばたかず会談の用意生き身にひと鞭よこなれてく腹の動きの手厚くて光景のいくつか励むプラス志向誇らしき気運育てる外はない不憫にも小さな行李居据わって散発の試案うな…

六五一号(平成九年6月号)

題字 斎藤昌三 表紙 蔵書票・カット 丸山太郎 雑詠「大空」 石曽根民郎選 山彦集 同人吟 大空雑感 吉野圭介 川柳下女考 石川一郎 川柳評明和八年万句合輪講(七十四) 十二篇はいふうやなぎ【き】たる略註(十四)【二十四】 【民俗雑記】諸勧化押売遊芸物貰…