1977-07-01から1ヶ月間の記事一覧

七月

△長野県では北の方が川柳大会を開催する企画が多い。陣容が整っているせいもあるが、それだけ熱心ということになる。松本は位置として真ん中にあって、集まるのに好都合だから、開催してもいいわけなのに、どうも億劫がさきで機会が少ない。そこで率先、多く…

七月

つとめて慎しみの底にいる弱気 夏草の勁き願いをみなぎらせ このひと握りの嘆きを打ち払い 求めゆく道なり老いの醜くとも 齢のすがたのおかしくもなだめたり 夢を見違えしと生まの身をゆだね 気にしない素振りできょうの敵に遭い 黙秘権過去への鞭を耳にする…

四一二号(昭和五十二年7月号)

題字 斎藤昌三 表紙 いしぞねまさかつ カット 丸山太郎諤庵柳話(三十) 田畑伯史 (1) 雑詠 大空 石曽根民郎選 (7) レンゲ草の花 胡桃沢友男 (12) 遠山・上町の盆踊り 向山雅重 (14) 柳多留三篇輪講(十五) (17)