1994-05-01から1ヶ月間の記事一覧

五月

月一回私くらいの人たちと集まる機会があり、四方山話に興じるが、今まで気がつかなかったことや初めてのことに触れるのでつい耳をそばたてたりする。 翁草とか蘖(ひこばえ)と言った植物語が出ると、こちらは不案内でギャフン。そこで私が口を入れた。 今…

五月

頻尿の夜半苦にならで夢が挨拶いつか別れのうたとなる磨かねば思い出が向こうから来る膝正し広い海深い谷かかる生きかた一病と二病の話す共に律儀君は長寿吾は馬齢でいまここに年甲斐の酒を許すか果てやがて誕生に小沢どろどろ全からず武嗣郎の苦言が届く胸…

六一四号(平成六年5月号)

題字 斎藤昌三 表紙絵・カット 丸山太郎 誤説まちまち 石川一郎 生きていれば 小林節子 誹風柳樽拾壱編略註(九) 川柳評明和八年万句合輪講(三十七) 中学校における地域古典資料の発掘 ―狂歌を中心として― 浅岡修一 本誌主要記事摘録(三十一) 雑詠 大空…