1977-05-01から1ヶ月間の記事一覧

五月

△こどもの日には都合でとても子供にサービスしてやれぬからと、少しさきがけてうちの伜は五月二日に針ノ木岳に小学校四年生の女の子と、幼稚園にいっている男の子を連れて出掛けた。 △全国的に快晴だったからすごくたのしかったようである。夕飯のときにそれ…

五月

ゆれ動くほどのしじまに身を置いて いつとなく去る身のあかし口にせず あきらかに負けた顔して水をひねり つながらぬ至らなさいま生まの身に 確執にまぎれるひとりだけのこと 伯仲下悲憤昂奮して読めず すれずれに暗中模索声を呑み 予想図へ逆転の目が熱くな…

四一〇号(昭和五十二年5月号)

題字 斎藤昌三 表紙 いしぞねまさかつ カット 丸山太郎今昔時事川柳ノート(下) 東野大八 (1) 量見の狭い近江砂人の「川柳ノート」 石原青龍刀 (6) “げんこじさま”の由来 二木千兵 (10) 真の道草がほしい まつもと・かずや (12) 雑詠 大空 石…