1973-04-01から1ヶ月間の記事一覧

四月

◆そんなことをさて引き受けてよいのか、ほんとうにうまくやってくれるのかと思った。名指しで、きっとやり遂げますよと励ましの言葉を添えて頼んで来たという。 ◆幼稚園を卒えて小学校へあがるお別れの式で、うちの孫が在園生を代表して送辞を述べるというの…

四月

いざり火のにごれるうみにまぎれゆく 銀鱗のひらめきと見し疑われ よごされて肩身の狭さ魚生きる あきないの鮮魚うつろに数を読み 献立に待ったの声を今日も触れ うらめしい顔のいわしよお前もか 基準量腹も身の内並べられ インフレをねじ伏す漢方薬が出番 …

三六一号(昭和四十八年4月号)

題字・斎藤昌三 諤庵柳話(十八) 田端伯史 雑詠 大空 石曽根民郎選 柳多留二篇輪講(二十五)