1986-11-01から1ヶ月間の記事一覧

十一月

▼いい齢をして電話応対でもあるまいと思うことがときどきあるが朝起きて散歩して、朝飯をいただいたあと、相も変わらずに事務所の机にしがみついている。よそから見ると執着そのものようなていたらく。 ▼もういい加減にしたらと、家の者に言われたことが一度…

十一月

ピリオドの打ち方神の手の震え 結んで開いて大国の身づくろい 空なるや無なるや未だ遊ばせず 老い生きてさらに横とう枷と組む 手も働き足も働き終えた枕 ひらめきはにぶく枯淡のまばたきよ 誰もいないあたりにいない休らうべき ほんとうの旅立ち道を覚えたか…

五二四号(昭和六十一年11月号)

題字 斎藤昌三 表紙 晴着嬉しや 石曽根隆実 カット 丸山太郎草田男と三太郎 江端良三 (1) 信濃の狂歌(二十九) 浅岡修一 (8) (ス)〜(セ) 抜井、中居地区 【120〜133 森井亭水元、森松亭俊正、他】 柳多留廿七篇輪講(六十一) (15) 雑…