1975-09-01から1ヶ月間の記事一覧

九月

△むし暑い日がつづく。残暑が今年ほどきびしいのは記録的のようである。じりじりと汗がにじむ。でも朝夕はめっきり涼しくなったと感じる。日中、たしかに陽がやきつくが、夕方やっと開放されたほどの安堵さを覚えはする。新涼が間もないことを先き触れしてく…

九月

分別へ老いを恃んで弾いてる 敬って貰って老いにとじこもり わびしくも老いの孤独を演じたり 老人パワー寝たきり遠く眼を据える 継ぐもののために静かな老いを嘗め この辿る道はたがわず老いゆく日 なつかしい過去を還して老いの枕 老いを自負する陳述も亦ま…

三九〇号(昭和五十年9月号)

題字・斎藤昌三 え・いしぞねまさかつ 文学賞受賞落第記 節素町人 諤庵柳話(二十六) 田畑伯史 雑詠 大空 石曽根民郎選 柳多留二篇輪講(五十一) 【句会報】