1984-02-01から1ヶ月間の記事一覧

二月

▽川柳忌ゆかりの大会だったと思うが、出席者の献句は川上三太郎さん、前田雀郎さんが順次詠んだ。会場で披講があったとき「君、ひとつ選をやれ」と雀郎さんの薦めがあって光栄に思った。 ▽大会が終わったら熱海一泊ということが決まっていて、一同賑やかに繰…

二月

世界地図むごい夢から脱けぬのも 雪だるま手も足も出ぬのがほんと 女帝雪に転びお手本をお見せする 人あやめ雪はサラサラ泣く果てに 広い世の中ちっぽけなあてこすり 悟り気のひとりで隙間風に逢い 骨肉の争いのど笛を絞る 物失くし星のまたたきなぜか迫り …

四九一号(昭和五十九年2月号)

題字・斎藤昌三 表紙・石曽根正勝 カット・丸山太郎信濃雑俳書解題 矢羽勝幸 (十九)はいかい ひな言葉(一) 課題「鍬」 野村金吾選 (10) 「一生」 一ノ瀬春雄選 (10) 川柳人過去帳(三十五) 奥津啓一朗 (12) 江戸川柳研究小史(四) 阿達義…