1996-02-01から1ヶ月間の記事一覧

二月

早とちり、どうも見当違いをしてたしなめられることがある。右耳が難聴で、話し合うときなるべく右側に並んでいると、聴こえるぞ、よかっとと思う。 左側だと聴き難いので半身を少し傾ける人も僅か、わたしの若いときは伝染病でこの病気にかかると、病で閉じ…

二月

老いに勝つささやかながら見せ場としおそからで私淑のひとを胸に収め出世街道借財だけが睨んでた似顔絵は甘く気がねのないタッチおとめ座のまばたき春を呼びたがる神戸学地震に自立の手を究めたまさかに振る舞い酒の音ひそか安かれと祈り斉しく吹雪する吹雪…

六三五号(平成八年2月号)

題字 斎藤昌三 表紙 蔵書票・カット 丸山太郎 文句取の軽視 室山源三郎 雑詠「大空」 石曽根民郎選 山彦集 同人吟 十二篇はいふうやなきたる略註(八) 川柳評明和八年万句合輪講(五十八) 【民俗雑記】「こと八日」の習俗 胡桃沢友男 課題「抜く」 飯沼忠…