1979-07-01から1ヶ月間の記事一覧

七月

△二段ベッドは孫たちの憩いの場所である。購入したしばらくは物珍しい気味もあって、昼間から上り下りをくりかえし、臥て見たり起きて見たりして遊んだ。すっかり馴れて、いまは姉が上、弟が下で夜だけ使っている。 △私は昼飯がすんだあと仕事が始まる前ほん…

七月

集まった愚直の澄んだ目を思う どこにでもころがる首で覚えられ 生まの身のほんとの勁さ顔を出し やっと触れてくるもどかしさわからせて 散り際の何故か落ち着く話する まとまってやる齢を持ちそれらしく 年寄りの思案のほかのうすぼんやり 黙らせに来たお粗…

四三六号(昭和五十四年7月号)

題字・斎藤昌三 表紙・いしぞねまさかつ カット・丸山太郎 信濃雑俳書解題 矢羽勝幸 (十五)金牛軒・一鳳舎・片玉斎評初大会雑俳集 俳諧川柳雑記帖・末摘花その他 東野大八 雑詠 大空 石曽根民郎 選 日本で一番うまい肉まん 丸山太郎 川柳越後志(五) (五…