1990-12-01から1ヶ月間の記事一覧

十二月

年の瀬に追われるようになると気忙しく、何かとあわただしさが増す。仕残したことが気にかかりながら、さてどれから始めようかと思う。 さしずめ年賀状書きから手をつけようと、ちょっとした時間に机に向かう。手書きの文章、住所氏名が何よりも大切だが、つ…

十二月

人質のめぐりへめぐり着地せりひたすらに軽きいびきの甲斐性よよそながら億の戯れしげしげと回復を蜜柑酸っぱくからかってかぶりつく林檎正義の味方せよ校正の生き神様が苦笑う記事がのた打つ雪乞いと反逆と長らえて不遜の慊いおぼろげに処世感問われ放しの…

五七三号(平成二年12月号)

題字 斎藤昌三 表紙 憩い 石曽根隆実 死にそこなった話 鈴木倉之助 柳多留二十九篇輪講(四十五) 信濃の狂歌【四、飯田・伊那・諏訪地方(8)】 浅岡修一 本誌主要記事摘録(十一) 雑詠 大空 石曽根民郎選 山彦集 同人吟 本誌主要記事摘録(十二) 句評 す…