1990-12-01 十二月 月々の句 人質のめぐりへめぐり着地せりひたすらに軽きいびきの甲斐性よよそながら億の戯れしげしげと回復を蜜柑酸っぱくからかってかぶりつく林檎正義の味方せよ校正の生き神様が苦笑う記事がのた打つ雪乞いと反逆と長らえて不遜の慊いおぼろげに処世感問われ放しの愚のしずく堂々と老いに甘えのその際は