1991-07-01から1ヶ月間の記事一覧

七月

これを書いている二十二日の明日から、信州大学非常勤講師として出演することになる。一応はテーマをまとめたが、一時間半を一講として、一日三講を仰付かったのでやや慎重気味である。 冒頭から言い訳めいた老齢の溜息を聞かそうとは思わず、信大の前身のひ…

七月

小さきものの夢ありやつづかせよたまゆらのいのちに気付く目覚めしてそれが何だったかという逃げ道でいのちみじかしと心こめ唱いし日トンネルを抜けたばかりの気負いとも繁栄へ旧町名が胸に棲むビルとビルきちんと残る蔵の意地投手小さし青春の星いま散らす…

五八〇号(平成三年7月号)

題字 斎藤昌三 表紙 走る 石曽根隆実 酒器三題 (一)酒樽 内山一也 柳多留二十九篇輪講(五十一) 川柳評明和八年合輪講(三) 雑詠 大空 石曽根民郎選 山彦集 同人吟 課題「抜け道」 牛越鶴甲選 「迫る」 猪爪公二選 第三回合同句会【川柳しなの、川柳まつ…