1974-03-01から1ヶ月間の記事一覧

三月

△朝ふと目覚めると、雨が降っている。近所に屋根のある家もあるが、南側のここの部屋で聞こえる音は、ビルに降る雨の音である。やはり音をしている。それはあまねくうるおす恩沢だ。 △今すぐ起きるにははたの者に迷惑と思って、よしなきことを考えながら、も…

三月

掲出句なし

三七二号(昭和四十九年3月号)

題字・斉藤昌三 孫の頬に 岩井汗青 雑詠 大空 石曽根正勝選 柳多留二篇輪講(三三)