1992-03-01から1ヶ月間の記事一覧

三月

日曜日毎に発行されるタプロイド倍判二つ折りの新聞がある。お正月号に(わたしの年賀状)の特集で、私も頼まれ、年賀状に生きて思いつのらせる そう墨書したのが載った。 春陽会の画家とか、史談会会長とか、お寺の住職とか、留学生とか、みんな上手で、自…

三月

氷雪に粋のいざない高鳴るうた墨痕臨書の静思たりまつりごと相好を崩すゆとりか羞らいかいなせの肩へふわり豆しぼり動く画だ沙汰あってさびしがりやの冬帽子ここだけの話負い目はまだ軽く一管の笛究極を告げに佇つかく弱きなお強きこの世に見せる少な目に収…

五八八号(平成四年3月号)

題字 斎藤昌三 表紙 顔 石曽根隆実 古川柳における笑いについて 菅野由佳子 川柳のたしかさ 清水京子 柳多留二十九篇輪講(五十九) 信濃の狂歌(八十七)【五、松本地方(3)】 浅岡修一 川柳評明和八年万句合輪講(十一) 雑詠 大空 石曽根民郎選 山彦集 …