再録・抄録

柳多留三篇輪講・最終回(六十五)後書き再録

【輪講部分は省き、最終回にあたっての後書きのみ再録します。】(沙華【大村沙華】)以上を以て三篇輪講は講了といたし、読者永年のご愛読と供述各位のご協力を感謝したします。三篇着手が昭和五一年五月号の「しなの」。以来五年を費しました。初篇を八年…

一月句会・宿題「石曾根民郎」岩井汗青選

民郎の或る日の姿仙人に見え 栄治 世のあらを刺し民郎は印刷機 五仙 エロ談義民郎生真面目に放ち 雅登 飄々と世俗へ伍して俗でなく 幸吉 奇書珍画民郎眼鏡をずりあげる 良三 民郎が句に酔ふ春の日向ぼこ 栄一 川柳のよさ民郎の名で展け 静園 民郎の頭毛ほど…