1990-08-01から1ヶ月間の記事一覧

八月

川柳ひろしまでは、表紙に、四十五年目の原爆ドームで戦争の記憶をいたましくもよみがえらす。 川柳番傘は空を衝く伸び上がった高層ビルの繁栄、川柳ひろばはカタツムリが葉の上に載っている季節感を盛る。 川柳さっぽろは北の国にふさわしい大通り公園、川…

八月

浮かばれる身のつましさの折り返し後ろから押されついでの片えくぼ同調の強み弱みの争わずありふれた風景だけにきつすぎる消えてゆくチームはぐれた友なのだ雨乞いの奇習けなしたどまん中名水の雨を得てから合点するヘリコプター山の安否にいま着地充電に避…

五六九号(平成二年8月号)

題字 斎藤昌三 表紙 並んで 石曽根隆実 お箸の話 内山一也 柳多留二十九篇輪講(四十一) 信濃の狂歌(七十二)【四、飯田・伊那・諏訪地方の狂歌(4)】 浅岡修一 雑詠 大空 石曽根民郎選 山彦集 同人吟 句評 てふてふ 丸山山彦 課題「流星」 荒井美柳選 …