1997-12-01から1ヶ月間の記事一覧

十二月

懇ろに文通を重ねていた仙台の浜夢助さんと知り合って数年、ことらに川柳大会で開催するが、是非ご出席を賜りたいとお手紙を戴いた。その頃、入歯の年齢時期で思い切って歯医者に治療をお願いし略出来上がった。君は何時入歯をと聞かれると、この川柳大会が…

十二月

猿芸の巧者に澄ます軽い椅子生活のためにふるえる強さとは真相の裏むくむくと雲たしかめ業背負いふんどし如き余り持つ冷たい手自分ひとりを逃がすまじ高齢を尽くすまにまに左手右手恨みぴかぴか闘いは卸さない不行儀に鎮もり生きて底の底死後がついてくる高…

六五七号(平成九年12月号)

題字 斎藤昌三 表紙 蔵書票・カット 丸山太郎 裏からみた新聞文芸欄の虚実 東野大八 雑詠「大空」 石曽根民郎選 山彦集 同人吟 大空雑感 吉野圭介 二度目のきび団子 石曽根民郎 川柳評明和八年万句合輪講(八十) 誹風柳多留十三篇略解(一) 【民俗雑記】「…