1975-02-01から1ヶ月間の記事一覧

二月

△号数だけは三八三号だが、ページの方はどうも薄っぺらで、背文字はとても入りそうもない。そこへ行くと「川柳さっぽろ」「川柳番傘」「川柳ふぁうすと」「川柳塔」など堂々たるものだ。これらに匹敵するページを持つ僚誌もあるが、やはり厚さを考えて背文字…

二月

狂わしき世の爆破の体胸に数え 警備の隙を縫いかの妖しげないらだち ねらいあやまたざるがきびしいまわしき 姿なき刃研ぎすましかき消えるばかり 余燼くすぶるなかなおも勤める身 一瞬に修羅と化す残し去るか 音立ててくずれるというまのあたりに 片々たる無…

三八三号(昭和五十年2月号)

題字・斎藤昌三 え・いしぞねまさかつ 柄井八右衛門調べ書 東野大八 雑詠 大空 石曽根民郎選 柳多留二篇輪講(四十四) 【句会報】