1981-10-01から1ヶ月間の記事一覧

柳多留三篇輪講・最終回(六十五)後書き再録

【輪講部分は省き、最終回にあたっての後書きのみ再録します。】(沙華【大村沙華】)以上を以て三篇輪講は講了といたし、読者永年のご愛読と供述各位のご協力を感謝したします。三篇着手が昭和五一年五月号の「しなの」。以来五年を費しました。初篇を八年…

十月

▽自分の句を批評して貰うことを待っている人はいる。忌憚なくやって下さると句の励みになるから当たらず触らずどっちつかずではなしに、ズバリ突き放して見て呉れると有り難い、その飾らない態度は好感を持てるので、個人的に提言苦言を差し上げる。 ▽本誌で…

十月

老夫婦いびき合わせていただけに その辺をまだうろついている世過ぎ もう冷めた顔でとりつく軽はずみ いさめては来た筈なのに齢騒ぐ そこまでで述べずに置けたこそばゆく なんべんもくり返す手で後始末 取り直すそんな短かい話して 曲り角誰もおだてず向き向…

四六三号(昭和五十六年10月号)

題字・斎藤昌三 表紙・いしぞねまさかつ カット・丸山太郎諤庵柳話(二十九) 田畑伯史 心傾けて 丸山太郎【画も】 川柳越後志(三十一) 西原亮 三、中越篇【三島郡寺泊町野積】 ミイラを拝む弘智法印 川柳人過去帳(七) 奥津啓一朗 雑詠「大空」 石曽根民…