1982-08-01から1ヶ月間の記事一覧

八月

▽孫たちがもう少し前まではよくテレビの(まんが日本昔ばなし)を観た。この頃、伜が視聴率を制限したので、ついついこれを割愛している。予告に「雷様の病気」とあったが、いい大人がひとりで娯しむわけにゆかず、はなしの結末はどうなったか判明しない。 ▽…

八月

机辺拭くわが名小さくつぶやく さはあれど避暑地にのがれ襟を正し 物憂くも古き語りのもたれ合い 凍傷の山の記憶の深く重く 冷静を整う月がのっと出た ハタタコに洗われし身ののがれ得ず 差し換えの活字が思い鞭となる さらでだに深き痛みを問い返し あやま…

四七三号(昭和五十七年8月号)

題字・斎藤昌三 表紙・石曽根正勝 カット・丸山太郎からあい 田畑伯史 (1) 川柳越後志(四十二) 西原亮 (5) 【四、下越篇[新潟市]】 湊の仇花 八百八後家 川柳人過去帳(十七) 奥津啓一朗 (10) 雑詠「大空」 石曽根民郎選 (14) 柳多留二十…