1970-03-01から1ヶ月間の記事一覧

三月

▽どこの雑誌にもカラーはある。ペラペラなものでも、部厚なものでも、たしかにカラーが上向きか、維持かの違いはあって、とかく見る眼もいろいろだ。 ▽大きな理念に執拗な追求を試みるもの、流れのままに静かな想いをひたすもの、あきたらぬ感慨がひとつの壁…

三月

人は夢の甘さにふれる哀しとも 傷つくまいとする多弁とりまかれ もとめゆくこころの底をたたく雨 果てをとらえ得ぬままうしろ姿よ 何分のはからい遠く近くの風 一片の花びら誰を追い求め 胸にひろがる美しきそがいのち 値上りの怒濤にひとは枕して 行き着く…

三二四号(昭和四十五年3月号)

題字・斎藤昌三 「山村短詩」休刊におもう 石原青龍刀 本格川柳のナゾ【‐柴田午朗B雑選によせて−】 東野大八 川柳私論(二) 八坂俊生 雑詠 大空 石曽根民郎 選 山彦集 同人吟 柳多留初篇輪講(八一) 句会報