1975-01-01から1ヶ月間の記事一覧

一月

△家内の担当の「百趣」から道祖神のことで、ちょっと来てくれと言って来た。道祖神は道の守り神様で、松本地方には名もなき彫師が丹念にきざんだふるい石像が多数あることで知られているが、それに模した木像や石造りが頒布に供されている。 △行って見ると、…

一月

早く寝るすねたではない身をかばい 人件費数字のうえの見事な劇 苦労まだ続く寝息をわかつのか 敬遠をされた想いにくるまって 忍び足ならず不況見つめさせ 問題を提示傷つく人さらす 政治の手待たれぎすぎす振舞うよ 物見高さのなかにあるシラけた眸 生きて…

三八二号(昭和五十年1月号)

題字・斎藤昌三 え・いしぞねまさかつ酒器 内山一也 雑詠 大空 石曽根民郎選 柳多留二篇輪講(四十三) 【句会報】