1985-07-01から1ヶ月間の記事一覧

七月

▼松本市中央公民館は家から二、三分のところにある。四柱神社の隣で、一般に神道境内と言っている。ここで川柳山ぐにサークルの句会を開催、午後六時にみんな集まって、私の来るのを待っており早速席題を出す。六月二十八日、毎週金曜日で、それぞれ都合がよ…

七月

折あらば訪ねたき君のびのびと 患いのひとつふたつを通じ合い 老い一途気休めながら手入れして 有終の美を思いやるいたわりや 減るダムにまだしがみつく水スマシ ここに来て見上げる樹々の打ち揃い うきしずみやさしかるべく目に逢える 松本城山に応える男っ…

五〇八号(昭和六十年7月号)

題字・斎藤昌三 表紙・丸山太郎 カット・丸山太郎「古今川柳一万集」より(2) 多田光 (1) 信濃の狂歌(十四) 浅岡修一 (7) 8.二世牧亭駒人(その2) 柳多留廿七篇輪講(四十五) (12) 夏みかんに逢えた日 柴秀満 (17) 課題「ドラマ」 中…