1992-04-01から1ヶ月間の記事一覧

四月

「江戸名所張交(はりまぜ)図絵」の版木が五十三枚もアメリカで見つかった。安藤広重の描いた浮世絵であるが、その一部と思われるけれど、伊場屋仙次郎版という十二枚は、東海銀行貨幣資料館蔵の図録のなかにあるのを見たことがある。 図柄の違った数種が一…

四月

温情を示すひと言怠らじ埒外に触れ同病を篤くする差し合える一期一会のきざみとや念願の砦にいつか光る苔真夜を覚めこなれゆくたしかな動きねぎらいの生きてくうえに日が暮れるいつかくる潰えのうたのひとすじに善処する大悟明るい陽となるかひたすらに語彙…

五八九号(平成四年4月号)

題字 斎藤昌三 表紙 勢い 石曽根隆実 川柳の特殊性 曽美恵 十返舎一九と「東海道中膝栗毛」の主人公たち 三輪桂子 信濃の狂歌(八十八)【五、松本地方(4)】 浅岡修一 本誌主要記事摘録(二十一) 柳多留二十九篇輪講(六十) 川柳評明和八年万句合輪講(…