1974-02-01から1ヶ月間の記事一覧

二月

△こんなデッカイのを造って、さてどうなるのかなと、初心にかえることをつい忘れ、頭をかしげて見ても、どうも始まらない。弱気を出すと、みんながっかりするから、前向きだと自分に叱咤する。 △屋上にのぼると、日本アルプスが一望のうちに眺められ、豁然た…

二月

意地悪く買い溜めをして小さくいる 悪徳の商法というどこかの話 身のほどを考えぬ顔お辞儀する 大企業醜い翳を拾わせる 参考人と証人の違いさらされる インフレと禍打ちひしがれぬ日を励み 片目をつぶり咲く花の気を知ってやる 低所得ひとに言われていま気付…

三七一号(昭和四十九年2月号)

題字・斉藤昌三 【諤庵】柳話(一九) 田畑伯史 雑詠 大空 石曽根民郎選 柳多留二篇輪講(三二)