1983-03-01から1ヶ月間の記事一覧

三月

▽「日本の原爆文学」全十数巻(ほるぷ出版)の企画が進んでいて、詩、短歌、俳句が入っており川柳部門があわや見落とされようとしたのを食いとめた経緯が「森林」第三十一号に出ている。 ▽K氏が紹介した山村祐さんによって資料が提供され、第一部は昭和三十…

三月

山河あり歓びの目に過去を拭く たまゆらの朝の寝覚めに置くいのち 予報当たる雨を聞く耳持ち合わせ パロデイに食う道がある世のうめき 安楽死そこで自分を見つめてか しくしくと寿命嘆かず陽の恵み ぬすびとの大物だけになお喜劇 因業の喪の素早さに掌を合わ…

四八〇号(昭和五十八年3月号)

題字・斎藤昌三 表紙・石曽根正勝 カット・丸山太郎江差追分(一) 田畑伯史 (1) 川柳人過去帳(二十四) 奥津啓一朗 (5)【4】 再び「清見寺膏薬」について 鈴木倉之助 (8)【7】 課題「参考書」 武田綺声選 (10) 課題「ベレー」 所典夫選 (…