1986-06-01から1ヶ月間の記事一覧

六月

▼みんな齢格好がおんなじで気が合った連中だから、集まる時間が誠に正確で、いくらも待たず迎えの車がやって来た。 ▼運転手が盛んにみんなをおだてるようにして、マイク歌唱をすすめるが、どうも相槌を打つ者がなく車の中はひっそりとしたもの。 ▼飴玉やごく…

六月

同時選挙賛否爛々綱渡る 政争の具にたじろがず相摩して 差益還るうるおうまでに明るかり 脱税白書暗部さしもに身の削り 産み分けの倫理が聞かすねんころり 幼くてしんこ細工の夢あかり カルメラのまろさかばえば午砲とどく ほうずきのひと鳴らし雨少しずつ …

五一九号(昭和六十一年6月号)

題字 斎藤昌三 表紙「雨」 石曽根隆実 カット 丸山太郎あの頃スケッチ 節秀夫 (1) 時の流れに 浅井由子 (4) 信濃の狂歌(二十五) 浅岡修一 (6) (サ)牧布施地区 【78〜91 永江、若駒、千草他】 柳多留廿七篇輪講(五十六) (10) 輪講落ち…