1991-10-01から1ヶ月間の記事一覧

十月

まだ暑中休暇だったが、予定の講義が九月二十六日と決まっていたので、学生たちには特に繰り合わせて集って貰った。でも就職内定の都合があり、出身地での研修があるため聴講出来なかった者もいたが。 先ず金子呑風を挙げ、そのあと金井有為郎、小宮山雅登の…

十月

望みあやす何はともあれ日傾きべからずと変体仮名のしかめ面身の程のかばかりの花もたれつつ濡れ行かば心打ちけん土の叫び若き死の弟覚めしあたらいくとせ朝露に額ずく墓の声あらば大新聞ヌードが渇く占有度 ひとり弔う 友ぞいま偲ぶ別れのあとやさき 学友出…

五八三号(平成三年10月号)

題字 斎藤昌三 表紙 髪 石曽根隆実 古今前句集と最破禮(一) 宮田正信 柳多留二十九篇輪講(五十四) 川柳評明和八年万句合輪講(六) 雑詠 大空 石曽根民郎選 山彦集 同人吟 課題「左右」 所典夫選 「識る」 寺沢なおみ選 九月句会【宿題「赤い」飯沼忠選…