1995-10-01から1ヶ月間の記事一覧

十月

お気づきの人は多かろうが、拙誌表紙のカットは蔵書票である。蔵書印と同じくその所有者の標識で、エキス・リブリスの名称がラテン語だが、弘く流通したため、世界語になっている。 本誌昭和初期に断続的だが、その筋の専門家に執筆していただいたことがある…

十月

長い道言葉とことば連れ添って有無通じ合ういただきが見えてきた浅からぬ縁みちびく齢の妙連想の今更ながら呼び合ってうらぶれの小唄ひとつも覚えとこ寝たきりの枕に宿る恵みの芽足腰を鍛える知恵ぞどんと来い朴念人出で逢う月に問われかけ葛藤のほころびを…

六三一号(平成七年10月号)

題字 斎藤昌三 表紙 蔵書票・カット 丸山太郎 イソップ寓話と咄本 武藤禎男 信濃の狂歌(一一五)【六、更科・埴科地方(二一)】 浅岡修一 十二篇はいふうやなきたる略註(四) 川柳評明和八年万句合輪講(五十四) 雑詠「大空」 石曽根民郎選 山彦集 同人…