1995-10-01 十月 月々の句 長い道言葉とことば連れ添って有無通じ合ういただきが見えてきた浅からぬ縁みちびく齢の妙連想の今更ながら呼び合ってうらぶれの小唄ひとつも覚えとこ寝たきりの枕に宿る恵みの芽足腰を鍛える知恵ぞどんと来い朴念人出で逢う月に問われかけ葛藤のほころびを縫うたくらまず高鳴りをおぼえしむかしどんな色