1990-11-01から1ヶ月間の記事一覧

十一月

昭和三年に松本中学校を卒業したので、長い間昭三会という名称で同級会を開いている。変遷があって担当幹事の交替でそれでも、年に一回は必ずといってよいほど続く。 開催の通知を印刷してあげる関係で私が発送を受け持っているから、万年幹事のひとりでもあ…

十一月

たまさかにおぼえめでたき日と逢おうつぶやきか寝言か聞いたのは他人弥次喜多と作者が筋で絡む宿かがなべて揃い過ぎたる見事な負稼ぎにも句にも及んで身の冥利末枯れのもののことわり負いながら旗立てて職場に急ぐ貌もある行楽の群れ政令に準じいるこれも報…

五七二号(平成二年11月号)

題字 斎藤昌三 表紙 思い出 石曽根隆実 南木曽・田立の岡本一平【―その「漫俳」群―】 堀進 柳多留二十九篇輪講(四十四) 信濃の狂歌(七十五)【四、飯田・伊那・諏訪地方(7)】 浅岡修一 雑詠 大空 石曽根民郎選 山彦集 同人吟 本誌主要記事摘録(十) 句…